インプラント

インプラント治療とは、第二の永久歯とも呼ばれ、歯の抜けてしまった場所へチタン製の人工歯根を埋入し、顎の骨に固定した後、これを土台として人工の歯を作製し装着する方法のことです。顎の骨と結合した人工歯根を土台とするため、天然の歯と同様に安定した咀嚼をする事ができるようになります。また、周りの歯を傷つけない事に加えて、顎の骨が痩せる事も防ぐという利点があります。さらに虫歯や歯周病に対する抵抗力が強いので、予知性の高い治療効果が期待できます。

当院ではブローネマルク・インプラントシステムを選択しています。

その理由はブローネマルク・システムは極めて高い成功率を示すことが実証されており、世界的に安全が認められた世界標準のインプラントシステムであるからです。
このシステムはブローネマルク教授によって開発され歯科分野で使用がはじまりました。最初の患者さんは、現在まで40年以上にわたりインプラントを使用しています。ブローネマルク・システムと呼ばれるこの療法は、現在では世界50カ国以上、140万人以上の人々の治療に役立てられています。

当院の院長は1989年に東京歯科大学歯科補綴学第3講座に入局し、大学病院勤務時代よりこのシステムに携わり研修会における講師などを経験して参りました。その上でこのシステムの素晴らしさを実感し1995年に自医院においても導入いたしました。現在にいたる15年以上の間、当院にて治療された皆様は何の問題もなく快適に過ごされ、高い評価をいただいております。

安心のインプラント治療のために

インプラント(人工歯根)治療を安全に行うためには、顎の骨の状態を詳しく調べることが重要です。
特にCT画像を用いた3次元的な検査が不可欠です。当院に導入されたCT:3D eXam®(ドイツ KaVo社製)は最高水準の歯科用CT機であり、画像精度が非常に高く歯科で必要とされるすべての領域を10秒程度の1回の検査で撮影する事が可能です。更に他の歯科用CTの約1/2の被曝量で検査が行えます。 当院のCTについて

また、コンピュータシミュレーションシステムSimPlant Pro®を導入しています。CT検査で顎の骨の断面像を撮影し、得られた情報を元に3D解析を行い、治療計画をたてます。骨の硬さを調べることも可能です。埋入方向、深さ等のシミュレーションを行うことで最適な形態、表面性状のインプラントを選択し、より安全で適切な治療を行うことが可能となります。

さらにインプラント体の埋入や補綴物作製までの各ステップでOsstell™を用いてインプラント体の共振周波数解析を行っております。これによりインプラントの安定性と骨の質を測定することが可能となり、その結果からインプラントの機能開始時期や発生する可能性のある不具合を予見することが出来ます。インプラント治療では、このように治療前、治療経過中に必要な情報を収集し、綿密な治療計画を立てることが重要です。

また、インプラント手術は高いレベルの清潔な環境が不可欠です。このため当院では一般の診療環境とは完全に隔離した専用の手術室を設備し、大学病院と同レベルの衛生環境、各種モニターによる管理の下、インプラント専門医、インプラント専門衛生士およびトレーニングを受けたスタッフがインプラント治療にあたります。

あらゆる状況に備えて・・・
インプラントに必要な機材は複数セット準備し、インプラント用のモーターにおいてもバックアップ用のシステムを備え、不慮の事態に対応できる体制をとっております。
最良の結果を得られる様にインプラント手術に際しては術前に緻密な計画を立てて臨みますが骨の硬さ等により当初の計画を小変更した方が良い場合があります。
このようなときに備えて当院では豊富なインプラント材料を常時備えて万全の体制で手術に臨みます。

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インプラント専門医

インプラント手術は高い清潔レベルの手術室で完全滅菌された器具を用いて行われます。

インプラントに関する学会として我が国で公的に認められた唯一の学会である日本口腔インプラント学会の専門医の資格は、厳しい学会の審査基準を通過した歯科医師のみが取得できるものです。更に5年ごとの更新の都度、審査を受けねばなりません。この資格を維持するためには知識と技術の向上を目指し、努力と実績を積むことが必要です。
インプラントを長期に安定して機能させるためには正確な手術手技はもちろんですがクオリティーの高い補綴物さらには個人の顎の機能形態をも考えた診断が最も重要です。
当院の院長は長年東京歯科大学においてインプラント補綴に関して研鑽を積み、インプラント治療の第一人者であり恩師でもあります小宮山彌太郎教授指導のもと高度先進医療の担い手として大学病院に従事して参りました。また、学位取得の論文テーマはインプラント体の埋入方法とその力学特性に関するものでインプラント補綴に関しての診断に直接関係するものです。これらの知見をもとに的確な診断と治療計画を立案いたします。
さらに、インプラントの上部構造物の技工は院長とともに東京歯科大学付属病院補綴科でインプラント補綴に従事して参りました、日本口腔インプラント学会認定のインプラント専門技工士であります当院専属技工士、高橋伸明氏があたります。
また、インプラント処置の始めから術後のメインテナンスに至るまで日本口腔インプラント学会認定のインプラント専門衛生士がケアを担当いたします。
当院はインプラントに関するプロフェッショナルが治療にあたります。

安心のインプラント治療のためには医院の設備も重要ですが、それ以上に内容のある経験を積んだ歯科医師ならびにスタッフが高いレベルの能力を備えている事が重要です。